運動後に体重が減っていたら喜んではいけない本当の理由

ダイエットあるあるかなと思いますが、運動後に体重が減っていると
「やったー」となりがちですが、ちょっと待ってください!

その体重は何が減っているのでしょうか?
ちょっと考えてみましょう。

体脂肪は1gで約7,2Kcalのエネルギーがあります。
体重計の最小の単位は100gが一般的です。
仮に100gの体重の減少が全て体脂肪で減ったならば720Kcal以上を消費したことになります。

ざっくりですが、体重60kgの人であれば12km程度のウォーキングが必要です
果たして1回の運動でそんなにエネルギーを燃やせているのでしょうか?
たぶん1回で体重計の数値が変わるほどのエネルギーを消費するのは
難しい方の方が多いのではないかと思います。

こんな話をするとモチベーションが下がりそうですが、
1回の運動で体重計に反映しないだけで、
10回くらいの運動を行うと反映しやすくなります!
なのでトレーニングで効果を出そうと思ったら継続することが必須です。

さて、話が逸れたのでも戻します。
運動後に体重が減っていたら何が減っているのか?を考えてみましょう。

それは「水」です。

私たちの体の約6割は水分でできています。
運動後、運動前よりも体重が減っていたならば、
それは脱水をして水分を失っていると考えるのが妥当です。

つまり、運動後に体重が減っていたならば
それは脱水している可能性があるということです。

仮に運動後200gの体重が減っていたならば、コップ1杯程度の
水分を可及的速やかに補給しましょう。

例えば500mlのペットボトルの半分(大体250ml)水分補給をして
200g減っていたならば運動中に全部飲み切るくらいが適切な補給量
だったと考えることができます。

また、500mlのペットボトル1本を運動中に飲みきったのに
体重が200g減っていたならば、500mlペットボトルを1本では足りないので、
初めから2本もしくは大きめのボトルを持ってくると良いと考える事ができます。

このように運動前後の体重を測定することで運動時の水分補給の目安
を知ることができます!

暑い夏が来る前に運動中の適切な水分補給量を知るためには
運動前後の体重測定から実践してみませんか?

最後までお読みいただきましてありがとうございました!

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